

この形は・・・!?
私が、鉱物の魅力に引き込まれる最初の一つがこれだった。 とあるお店で見つけたパキスタン産の『 アクアマリン 』。 日本ジュエリー協会と宝石鑑別団体協議会により定義され、 宝石業界では、『 アクワマリン 』と呼ぶそうだが、 『 アクアマリン 』の方が世の中に浸透している気がする・・・。 この石を手にする前もアクアマリンは数点、手元にはあったものの、 それは宝石、誕生石、パワーストーンとしてのものだった。 お店でこれを見つけた時は、サイズもお値段も当時の私には手の届かないもの、 そう思い、一度店を出たのだが、数時間後、『見るだけ!見るだけ!!』のつもりで、 お店に戻った。・・・・・・・・会計をしていた(笑) 様々に角度を変えながら、見れば見るほど、その『 形 』に見入ってしまった。 端正な六角柱の上に、そこから生えてきた如く伸びる、小さなながら端正な六角柱。 それに沿うようにまた結晶が・・・。 重なる天然の六角柱の組み合わせ、その『 形 』に魅了されてしまった。 その当時は、和名も、同じグループに様々な色の石たちがあることも分からない状態だった。 こ